【書評&感想】『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』

こんにちは、しみしょーです。

ぼくは流行とかブームとか、わりと苦手です。
でも流行るにはそれなりのわけがある、というのは知っています。

ということで、今回は以前流行りのビリギャルのあらすじと感想をご紹介します!

『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』坪田信貴 (2013, KADOKAWA)では、読んでいきましょう!

「ビリギャル」のあらすじは?どんなストーリー?

この本は、「さやかちゃん」という女の子のストーリーを中心に書かれています。

また時々「さやかちゃん」の指導の際に使われていた心理学に基づいた勉強の教え方やこどもとの接し方などが紹介されています。

ちなみにストーリーは簡単に言うと以下の通りです。
私立中→私立高校のお嬢様が、家庭の問題でグレていた。しかし、一念発起し、坪田塾に入塾。猛勉強の末、慶応大学に合格する。

ストーリーはドラゴン桜的な感じ

ノンフィクションで、初めは東西南北が何かもわからないような子供が難関大学の慶應大学に合格するのですから、この体験談自体は素晴らしいです

ただ、ストーリーとしてはドラゴン桜(勉強が苦手な高校生が東大を目指すマンガ)に家庭問題を持ち込んだくらいです。
そのため、思っていたような新しい感動はあまりありませんでした

むしろ、著者が実践している教育テクニックに見習いたい点がいくつかあったので、この記事ではそちらを紹介します。

ビリギャルから学ぶ、大学受験に大事な3つのこと。「メンタル・目標・計画」

今大学受験を思い返すと、これができていた同期は確かに現役で合格してました。

ざっくり紹介します。

ビリギャルからの学び①メンタル

これは、「自分が成功することを”知っている”」(本文より)こと。

良く、プロスポーツ選手が卒業文集で、「僕は絶対プロになる」って言ってますよね。

ビリギャルからの学び②目標

もちろん目標は大切です。なかなか目標が見つからない子供には以下のやり方がいいたんだとか。

「君の目の前に、神様が現れたとする。そして、キラキラ光る銀色のプラチナチケットを渡してくれる。そこに、君のしたいことを書けば、①どんな大学でも学部でも必ず合格させてくれる、②その実力をつけてくれる③環境も用意してくれる、とする。こんなすごいチケットをもらったら、きみは何をしたい、と書く?」(p123)

大人も、やりたいことを100個書いて、と言われてやると、色々本当にしたかったことが出てくる、と聞いたことがありませんか?

今の能力はさておき、とりあえずなんでも叶うとしたら、本当にやりたいことは?って聞かれると、確かに本音は出てくるかもしれませんね。

ビリギャルからの学び③計画

これは本を読んでいただけると、色々テクニックが書いてあります。

ここではその中の一部の、計画をサポートする大人の心構えを紹介します。

長時間勉強したことをほめるのは無意味だと知りましょう。「テスト」も「社会に出てからの仕事」も、短時間でこなすほうが、ほめられるものなのです。(p128,太字・赤字は引用者)

わりとこれはやっている人が多いのでは??
やりたくない、勉強そのものをやったという事実を僕らはほめたくなってしまいます。

ただ、それだと、子供は「やりたくないことをやったら大人から評価される」と学んでしまう。
そのまま社会人になって、その価値観で仕事をするようになったら、たぶんその子の人生はつまんなくなる、と僕は思います。

どうせなら、勉強も楽しいと思ってほしいし、仕事も積極的にやってほしい。
そんなことを本文を読んでて考えました。

紹介はここまでですが、第4章には、具体的な勉強法や、モチベーションについての心理学的なアプローチ、各教科別のアドバイスなど、金言がいっぱいです。

ぜひお母さん・お父さんや、アルバイトで塾講師・家庭教師をしている大学生に読んでほしいですね。

こんな人におすすめ

  • こどもに勉強させたい!けどできない!なお母さん・お父さん
  • どうせなら生徒を合格させたい教育関係アルバイターの学生
  • 大学受験生。特にこの春受験生になる高校2年のみなさん
  • 教育心理に関心のあるひと
  • 部下をなんとかしたい上司

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで、ビリギャルのあらすじと感想をお届けしました。

なかなか人にものを教えるって難しいです。
自分は分かっているのに、なぜ伝わらないんだ!ってなりがちですよね。

この前、教育セミナーにいって、格言を頂いたので最後に紹介します。

きょういくとは、共に学び育つ、とかいて、共育と書くべきだ。

先ほど図で紹介した、心構えと同じことだと思いませんか?

教える側も、つねに学ぶ意識で授業などに挑戦したいものですね。

それでは。

1 Comment

monsieuryoshio

「共育」そして「共育」の図。非常に勉強になりました。
心構えとして非常に重要だと感じました。共に考えて見つけていく姿勢、大切にしたいと思います。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です