【書評】『これからの世界をつくる仲間達へ』まとめと感想!意識高い系の大学生にならないために。

こんにちは、しみしょーです。

今回は落合陽一さんの著作を取り上げます。

この本は、

  • 現在、やりたいことがわからない大学生
  • 意識高い系の自覚がある
  • 将来パソコンに仕事を奪われないようにしたい

そんなあなたにオススメです。

僕もちょっと前まで、

  • 英語できなきゃヤバいかな
  • excelとか全然使えないし、就活とか大丈夫かな…
  • 周りの人はすごい人ばっかり…

と強い不安を持っていました。

そんな大学生時代の自分に読ませたかった1冊です。
全部この本で解決します。

この記事ではそんな『これからの世界をつくる仲間たちへ』の要約と書評をしてきますよ!

『これからの世界をつくる仲間達へ』の要約とポイント!

テクノロジーがめざましいスピードで発展する現在。

これからどうすればデジタルの世界をうまく使って生きられるかを、様々な視点から分析し、助言を与える一冊。

キーワードは「テクノロジーと人間」です。

 あなたも意識だけ高い系になってませんか??

じつは僕も大学生のとき、自己啓発を読み漁っては何かしたつもりになる典型的な意識高い系でした。

「時間管理」「問題解決」「自己実現」「寝てないアピール」「授業サボり」…

あなたは耳が痛くなりませんか??笑

著者は「意識だけ高い系」にだけはなるな、と書いています。

その特徴と問題点、脱出方法をまとめます。

意識だけ高い系」の特徴と問題点

意識だけ高い系」の特徴を本文より引用します。

その第一の特徴は、本人に何の専門性もないこと。もうひとつは、専門性がないがゆえに自慢するものが「人脈」か「評価されない活動歴」「意味のない頑張り」程度しかないことです。意識だけが高く、そして高い意識を評価されない。(p34)

あなたは当てはまりましたか??笑

昔の僕は人脈さえなかったので残念ながら「意識だけ高い系」ではなかったですが、今思うと「英語の勉強しなきゃ」「このままじゃ就活やばい」といつも思ってました。

それで時々自己啓発読んで、「今日はなんかやったぞ」という気分に浸ってたんですね。
ざんねんな大学2年生でした。

ちなみにTwitterとかSNSを見るといまだに意識だけ高い系は散見されます。

  • 〇〇さんと会ってきた!(写真)
  • 〇〇しなきゃ!(結局やらない)
  • ただ言いたいことを言ってるだけの生産性のないツイート

これを本人が趣味としてやっていて、ストレス解消になるならそれもありかなと思ってます。

ただ、その自分をイケてると勘違いしていると将来危ないのかなというのがぼくの意見です。

 なぜ意識だけ高い系が問題か??

次はその問題点です。2点紹介します。

①目指すところがまちがっているケース

また本文より引用しますね。

たしかに、優秀なビジネスマンになるためには、処理能力の高さと根回し能力が必要でしょう。でも、ホワイトカラーのビジネスマンの社会的寿命がコンピュータの台頭によって尽きようとしているときに、そのためにスキルを磨いても仕方がありません。(中略)それなのに、多くの啓発書は相変わらずホワイトカラー教育を志向しています。(p32-33)

まとめると、

コンピュータの発展

→ホワイトカラーは厳しい

→意識だけ高い系はそのスキルが書かれた啓発書で勉強している。

ということです。

そもそも方向性が今の時代にあってないんですね。

②専門性がない

もう1つは意識だけ高い系の特徴、専門性がないこと。

人脈が有意義だった時代は終わりました。

SNSで今は誰とも簡単に繋がれるし、情報はネットにあふれています。

つながりだけを自慢する人を、著者は「歩く事例集」と痛烈に批判しています。

「意識だけ高い系」をどう脱出するか?

じゃあ、どうすればいいのか??

この答えを引用します。

コンピュータに負けないために持つべきなのは、根性やガッツではありません。コンピュータになくて人間にあるのは、「モチベーション」です。コンピュータには、「これがやりたい」という動機がありません。(p38)

「何がやりたいか」が大切なんですね。

これは強く共感します。

ネットでも現実の世界でも、多くのファンを集めている人には強力なビジョンだったり、実現したいことを持っています。

その熱意が自信を磨くし、周りの人を動かすのでしょう。

やりたいことがあると「何をすべきか」が明確になって、行動力もついてきますよね。

仕事にもプライベートにもいい影響がありそうです。

どうやってやりたいこと=専門性を見つけるか??

よし、じゃあやりたいことを見つけよう!

あ、やりたいことあったよ!

これでコンピュータに負けないね!

すぐこうなれる幸せな人はそうそういないはずですね。笑

僕もやりたいことなんて高校・大学生時代になかったです。

どうすればやりたいことが見つかるか???

この壁が立ちはだかります。

それに対する著者の回答はこちら。

大人から「好きなことを見つけろ」「やりたいことを探せ」と言われると、「僕は何が好きなんだろう」と自分の内面に目を向ける人が多いでしょう。そこからいわゆる「自分探しの旅」みたいなものが始まるわけですが、これは袋小路に行き当たってしまうことが少なくありません。しかし「自分が解決したいと思う小さな問題を探せ」と言われたらどうでしょう。意識は外の世界に向かうはずです。(p117)

「自分が解決したい小さな問題を探せ」

目からうろこって、こういうときに使うんでしょうか。

これは大学生時代の自分に伝えたかった。

「自分は何者か?」
「私には何ができるんだろう??」

みたいな問いはしなくていいわけです。

まず、外の世界に目を向ける

見つかったら考えるべき5つのこと

解決したい問題=やりたいこと

というつながりができたら、自問してほしい項目があります。

 

「やりたいこと」にオリジナリティがあるか、価値があるかを判断できる質問です。

本文より引用します。これで最後の引用です。

・それによって誰が幸せになるのか。・なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。・過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したのか。・どこに行けばそれができるのか。・実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。(p109)

これを使って見てください。

そのやりたいことに文脈(説得力)がつくようになります。

具体例になるのかわかりませんが、僕も自分でやって見ました。

やりたいこと…農業×メンタルケア×教育ができるコミュニティをつくる

  • それによって誰が幸せになるのか。
    将来に悩んでいる若い人が働けるようになり、幸せになる。また、彼らが社会に貢献することで、さらに多くの人が幸せになる。
  • なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。
    →この本で取り上げられていることを全ての人が実践できるわけではないから。(コンピュータの台頭・企業の国際化などによる働きかたの変容)先人たちとは時代が違うので、そもそも問題ではなかった。
  • 過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したのか。
    →農業/自然が精神に良い影響を与えるという環境から。
  • どこに行けばそれができるのか。
    →場所は自由に動ける?(この質問に関してはまだあいまいです)
  • ・実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。
    →しにくい。国家資格や、農業経験で差別化ができる。

…さて、あなたはどうですか??

やりたいこと、よければぜひコメントでも良いので教えてくださいね!

 

この本への評価…★★★★★★★★★☆(9点)

読みやすさ…★★☆

簡単な表現も多く、図解も充実しています。

問題意識を持ちながら読むと最後まであっさり読めてしまうはず。

ただ、一冊の本の密度が濃すぎてパンクしそうだったので2点にしました。

順番に最初から読むと「うわぁ、すごかったなあ」で終わる人が多そう。

 

論理・納得度…★★★

論文も多く引用していますし、分かりやすいと思います。

何より主張されていることは実際に落合さんが体現されていることが証明ですね。

どうせ落合さんは天才だからなあ。

と諦めがちな私たち一般人に、「どうすれば考えられるか?」というところをフォローしているのが良いです。

 

ためになったか…★★

意識高い系からの脱出法・何の専門性を高めるべきかの問いは非常に役にたつと思います。ぼんやりと Twitterでインフルエンサーが言っていることをバチンと指摘されてる感じです。

 

個人的な好み…★★

読んで良かったと思える一冊です。

また時間をおいて読み返すつもりです。

まとめ

あなたは自分のやりたいことをはっきり自覚できていますか?

僕もまだ探っている途中ですが、この本はいいヒントになると思います。

まとめてみますね。

  • 専門性のない、意識だけ高い人になるな。
  • ホワイトカラーの仕事はコンピュータにとって変わられる。
  • やりたいことを見つける問い「自分が解決したい小さな問題はなにか?」
  • やりたいことに社会的な価値や、文脈はあるか?

実は、紹介したい項目はまだあります。もう2つくらい違うタイトルで書評ができそうです。

 

それくらい学びの多い一冊になっています。

損はしないと思いますよ( ´∀`)

では、また!

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